UPDATE: 2020/01/10

⽇産の最新電気⾃動⾞や次世代アナウンスロボットなど横浜に最新ガジェット集結

  • twitter
  • mail
  • LINE

 横浜、みなとみらい、新⾼島町周辺で2019年10⽉17⽇、18⽇、25⽇、26⽇にわたって開催された「横浜ガジェットまつり2019」。後半⽇程の25⽇、26⽇は新⾼島エリアの⼤企業のオープンスペースなどを6会場を使って、100を超える展⽰ブースが展開。最新の移動販売電気⾃動⾞や次世代アナウンスロボットなどさまざまなガジェットや作品、サービスが展⽰されていた。

⽇産グローバル本社ギャラリー

100%電気⾃動⾞のアイスクリーム移動販売⾞
「Sky to Scoop」(⽇産⾃動⾞)

 電気⼩型商⽤⾞の「e-NV200」をベースに開発された、アイスクリーム移動販売⾞の「Sky to Scoop(Ice cream van)」。廃棄物が出ないゼロ・ミッションのパワートレインを搭載し、⾞体天板にあるソーラパネルで太陽光発電による充電も可能。再利⽤可能なバッテリーにより、搭載しているアイスクリーム⽤の冷凍庫などもすべてまかなえるようになっている。

 また本体側⾯に貼り付けられた「タップtoペイ」パネルを使うことで、⾮接触型の銀⾏カードやスマホでも決済できるキャッシュレス仕様にもなっている。

 「e-NV200」をベースとしたアイスクリーム移動販売⾞
 
 ⾞体側⾯のパネルをあげると、冷蔵庫が配置されている
 
 後部ハッチバックを開けると給電システムがある
 
 天井部分のソーラパネルで充電も可能

稲の育成を⼿助けする
「アイガモロボ」(有機DESIGN)

 ⽔⽥を⾛⾏させることで除草効果を得られる「アイガモロボ」。本物の合鴨を使った農法は、合鴨が雑草を⾷べる効果に加え、合鴨が⽔⽥を動き回ることで⽔を濁らせ、⽔中の雑草に光合成をさせないようにする効果がある。この後者の効果をロボットに担わせるのがコンセプト。

 本体底⾯には筒型のスクリューが配置されており、推進⼒に加えて泥を巻き上げて⽔を濁らせる機能も持たせている。また充電は⽔⽥近くにある充電ポートにて⾏ない、ソーラーパネルを使うなど、環境にも配慮した設計となっている。

 合鴨農法の効果を得られる「アイガモロボ」
 
 本体底⾯のスクリュー
 
 使うのは⽥植えをしてからある程度苗が育つまでの1ヵ⽉ほど

京急グループ本社ビル 2階

お茶を運んでくれるかわいいロボット
「和っちゃん」(アサイ・エンジニ アリング)

 ⽇本茶の⽂化をもっと知ってもらいたいという願いから作られた、現代板茶運び⼈形。WHAISがデザインし、信亜装飾が製作。さらにアサイ・エンジニアリングがプロジェクトに加わっている。お茶を運ぶロボットということで、茶筒をキーワードに開発された「和っちゃん」。本体が茶筒で、⼝の中は茶葉をイメージしてデザイン。また両⼿は茶さじとなっている。

 セットしてある湯飲みを取ってお茶を注ぎ、再び乗せると喋りながら動き出す。相⼿の前で⽌まって湯飲みを取って飲み⼲したのち、湯飲みを乗せるとまた動き出す。

 本体は薄くスライスしたサクラ材で表⾯処理されており、温かみを感じるデザイン
 

⾃⽴移動でイベント案内などにも最適なロボット
「AYUDA」(CIJ)

 CIJと台湾のSYSCOMが共同開発した⾃律移動型コミュニケーションロボット「AYUDA」。最⾼速度1m/sのスピードで動くことができ、⾳声⼊⼒や胸元のタブレットを使ってコミュニケーションが可能。店舗の受付業務や案内といったシーンでの活⽤を想定している。⾔語は⽇本語のほか、中国語と英語にも対応。価格は組み込むサービスなどによって変わってくるが、「安いクルマ1台くらい」とのこと。

 「AYUDA」は、スペイン語で⼿伝う、助けるという意味
 
 ディスプレーサイズは12.3インチ
 
 ⾜下は移動可能なユニットになっている

遠隔操作で細かな対応も可能
次世代アナウンスロボット「しおりん」(THK)

 次世代アナウンスロボット「しおりん」も⾃⾛可能なロボット。こちらは遠隔操作タイプとなっており、オペレーターの⼿の動きがそのまましおりんに反映される。また会話もオペレーターが担当するため、現状のAIによるロボットよりも的確な対応ができる。

 髪型や服装なども変更可能なので、TPOに合わせた使い⽅ができるのもポイント。イベントや展⽰会での集客サービスとして提供されている。

 会話可能な次世代アナウンスロボット「しおりん」
 
 ⾃⾛可能で遠隔操作で動かせる
 
 オペレーターが操作している様⼦
 

リアルな音で医療が学べるアプリ&スピーカー
バーチャルハートサウンド「オースカレイド」・聴診スピーカー「聴くゾウ」(テレメディカ)

 「オースカレイド」は聴診技術向上を目指すために作られたアプリ。画面上に表示された胸部をタップすると、心音や心雑音が再生される。さらに専用のスピーカー「聴くゾウ」を接続すると、実際に聴診器を使って心音や心雑音を聴いたり触診ができるため、現実に近い体験で学習できる。国内の医療学校では多く普及しており、英語版もリリース予定とのこと。

 「オースカレイド」アプリをスマホで起動させ、「聴くゾウ」を接続。「聴くゾウ」の丸い部分に聴診器をあてて心音や心雑音が聴ける

Apple Watchと連動して動く球体ロボット
「omicro」(omicro)

 ハンドボールサイズの球体ロボット「omicro」。操作はスマホやタブレットのアプリから行なえるほか、Apple Watchとも連動可能。そのためApple Watchを装着した手の動きに追随するように転がり回る。

 完成品としての販売は計画しておらず、材料のリストを公開するなど、オープンソースハードウェアとしての展開を考えているとのこと。

 LEDが光ながら回転移動する「omicro」
 
 Apple Watchのジャイロセンサーをコントロールに使う
 
 omicroの内部構造解説

キャッシュレスの傘シェアリングサービス
「アイカサ」(アイカサ横浜)

 傘のシェアリングサーブス「アイカサ」は、LINEの友だち登録から利用可能。傘に付いているQRコードを読み込むと暗証番号が表示されるので、その番号にセットすると傘が開く仕組み。

 傘側には通信機能などデジタルな機能は搭載されていないので、軽量かつコストがかからないのがポイント。LINE Payで支払い可能で24時間/70円で利用でき、課金は月額420円までしか加算されないので、最大でも1ヵ月420円で利用可能。現在東京や横浜、福岡でサービスを展開中。

 1日70円で使える傘シェアリングサービス「アイカサ」
 
 手元にダイヤルがあり、QRコードを読み込むとその番号を教えてくれる
 
 LINEから傘を借りる手続きをする
 
 傘のあるスタンドの位置も地図上で確認できる
 
 カーボンを使って軽量かつ丈夫な造りになっている
 
 傘の記事の部分はその地域に合わせたデザインにできる

ペットの体重に合わせて適量の餌を配達
ペットのスマートスケールとその連動アプリ「onepax」(合同会社Wisham)

 「onepax」はペットの太りすぎを解消するためのサービス。ペットフード販売士の資格を持つスタッフによるヒアリングに加え、体重計を使ってペットの重さを計測。そのデータはスマホを通じて飼い主とonepaxで共有され、適量の餌を手軽が配達される仕組み。現在はテストサービス中で、体重で量るのが難しいペットもいるため、飼い主が撮影した写真で体重の増減をチェックできるシステムを開発中とのこと。

 サービスは月額制で5800円から。

 計測した体重はデータとして転送される
 
 体重の増減をスマホでチェック可能
 
 宅配される餌は、1食ぶんずつわけられているので、飼い主が軽量する必要がない

SEE ALSO